KysMik
Rune Reading X Accressory

-Amber 森と海に育まれた宝石 琥珀-

琥珀って?
琥珀とは植物の樹脂が2~6千万年の歳月をかけて地中で化石化した、
植物生まれの宝石です。
どんな植物の樹脂でも琥珀になるわけではなく、現在産出されているものは
すでに絶滅してしまったナンヨウスギなどの針葉樹の樹脂から出来ていると
考えられています。
また比重が1.03~1.11で海水程度の塩水には浮くほど軽いのも特徴です。
琥珀の産地
琥珀は日本を含め世界各地で見ることができますが、
ロシアのカリーニングラード州を中心に、ポーランドやリトアニア、
フィンランドやスウェーデンといったバルト海沿岸が主な産出地になります。
大きな嵐の後などには海底から削り取られた琥珀が海岸に流れ着き、
人々は海の神のものだと信じて古来よりお守りとして身に着けてきました。
琥珀にまつわる神話が今も語り継がれています。
アンデルセンが「人魚姫」の物語のモチーフにした物語~リトアニアの神話~
海の女神ユーラテは、海を荒らしている漁師のカスティピスに困っていました。
ある日、ユーラテはカスティピスに海を荒らす事を注意して、漁を止めるように言おうと決意します。
しかし、カスティピスに一目惚れしてしまったユーラテは、海にある自分の城へカスティピスを誘い連れて行きました。
人間に恋をしてしまったユーラテの事を伝え聞いた雷神ペリクナスは、ユーラテの城に雷を落とし、
城を破壊し、カスティピスを殺してしまいました。
それ以来、ユーラテはカスティピスの事を思い涙を流しました。
ユーラテの涙は琥珀となって、海岸に打ち上げあられるようになり、
人々は愛を咲かせる石・護身の石として身につけるようになったのです。
ヨーロッパでは琥珀を贈ることは「幸福を贈る」と言われています。
ロシアや北欧では、母となった女性が我が子を悪霊や病気から護るため、
子供の幸福を願って琥珀を身につける習慣があり、
イギリスでは結婚10年目は琥珀婚と呼ばれ
琥珀を贈り合う風習が続いています。
KysMikの琥珀アクセサリーはこちら


琥珀が持つ力
琥珀は紀元前より傷薬や解熱剤を始め、様々な民間療法に
使われてきましたが、1546年、ドイツの冶金学者ゲルギウス・アグリコーラが
コハク酸の抽出に成功したことで、多くの科学者が研究材料として
取り上げるようになりました。
琥珀は静電気を帯びながら自身は電気を通さないという性質を持ち、
琥珀同士が擦り合わさるだけでマイナスイオンを発生します。
また「冷たくない宝石」としても有名で、琥珀自体から遠赤外線に似た
放熱効果があることが分かっています。
琥珀は体温で温められるとコハク酸を含むオイルを放出し、
皮膚の汗腺や皮脂腺から体内に浸透し抗炎症・免疫強化に効果を発揮します。
バルト海産の琥珀は他の地域よりも多い3~8%ものコハ ク酸を
含んでおり、内服薬としての研 究が進んでいます。
KysMikの琥珀は全てバルト海沿岸産のものを使用しています。

メディカルアクセサリーとしての琥珀
ヨーロッパでは赤ちゃんの乳歯の萌出に伴う不快感や痛み、ぐずりに
効果があるとして古くからベビーネックレスとして使われており、
薬局やオーガニックショップで手軽に購入することができます。
また、肩こりや甲状腺の不調に琥珀のネックレスを着用する人も
多く見られます。
最大の琥珀の産出地であるロシアのカリーニングランド州には
様々な琥珀の研究と治療を目的とした「琥珀サナトリウム」があり
世界中から人々が訪れています。
その他にもロシアでは家庭の常備薬として琥珀オイルがメジャーで、
軟膏やサプリメントも広く普及しています。
日本においては平安時代より虫よけとして琥珀を焚いたり、
最近ではコハク酸が配合された化粧品が注目を集めています。
また日本の琥珀産出地である岩手県久慈市に琥珀博物館があり、
様々な体験をすることが出来ます。
※サイト内の画像及び文章の無断使用はご遠慮下さいますようお願い申し上げます※


